M&Aとは!?意味、スキームやメリットなどM&Aの基本をわかりやすく解説

基礎知識
2022.06.02

M&Aの意味とスキーム

M&Aとは英語で【Merger(合併)and Acqisitions(買収)】の略です。
2つ以上の企業が1つになったり(合併)、あるいは、ある会社が他の会社・事業を買ったりすること(買収)を意味します。

また、M&Aの広義の意味として ”提携” までも含める場合があります。

それぞれの企業様の状況に合わせて、スキームを考えることがポイントです。

M&Aを行うメリット

M&Aを適切に行うことで、譲渡企業、譲受企業の双方と、その各関係者にも大きなメリットをもたらします。

【後継者問題の解消】や、【事業展開での売上向上】など経営者様の課題を解決する手段として、M&Aは有効な手段です。

一例として下記のようなメリットが挙げられます。

【譲渡企業(売り手)のメリット】

1.後継者不在・事業承継問題を解決

経営者の年齢が60代では約50%、80代以上でも約30%の企業が後継者不在となっている現代において、社外に後継者を求められることが大きなメリットとなります。親族に会社を継ぐ意思がない、継がせたくない等の他に、社員に株式を買い取らせることが資金的に困難な場合の解決策として有効です。

2.従業員の雇用の安定

経営者にとって廃業・会社清算にて従業員を解雇することは苦渋の決断となります。M&Aでは、従業員の継続雇用を条件に挙げられことが多く、譲受企業のもとで引継ぎ雇用され、同時に取引先や顧客も継承されるケースが一般的です。

3.事業の継続・拡大

廃業・会社整理をすることで長年の取引先への影響を懸念される方がおられます。M&Aでは事業を継続させ、基本的には取引先との関係も継続されます。さらに譲受企業の既存事業との相乗効果、顧客・販路の統合、設備の共同化により、さらなる事業の拡大を見込めます。

4.培った技術やノウハウの継承

廃業をすると長年培われた様々な技術や蓄積されたノウハウが失われてしまいます。M&A、事業承継を行うことによってそれらを次世代へと継承させることが出来ます。

5.個人(経営者)保証の解除

金融機関から融資を受ける際に経営者など個人が返済を保証することを個人保証と言います。このケースが中小企業では多く、M&Aでは譲受企業による融資の肩代わりや保証そのものを引き受けることで、個人保証を解除することが可能です。

【譲受企業(買い手)のメリット】

1.売上・シェアの拡大

M&Aでは既存事業の強化・拡大のために同業の会社を譲り受け、事業拡大や業界内でのシェア向上を目指すことが出来ます。同業であれば特に商流や顧客も似通っていることから、販売の強化や、仕入れのコストの削減などを実現できることがあります。

2.関連事業領域の拡大

関連する事業の企業を譲り受けすることで、既存事業の強化に繋がります。また、メーカーであれば販売店など、自社にない関連事業を垂直統合することで、製造から販売までを一貫して行うことできます。

3.シナジー効果の創出

同業でも、それぞれ異なる取引先や販売経路を保有しています。M&Aでそれらを獲得することによって、既存製品の売上の拡大ができます。また、シナジー効果には、バリューチェーンや資金調達などの目に見えるものの他に、従業員のエンゲージメントなど目には見えない部分での効果もあります。

4.新規事業展開・事業多角化

関連事業の他に、現在は新規事業の展開を行う際にM&Aが活用されるケースが多くなってきています。自社で1から立ち上げるよりも人材の獲得やノウハウの獲得など、スピーディーに展開できることや、参入障壁が高い業界への進出も実現することができます。

5.人材・許認可・技術力の獲得

人口の減少による働き手不足が問題となっており、多くの業種において人材獲得を目的とするM&Aが増加しています。長年培われた企業特有の技術や、スタッフの保有する属人的な資格が業績や事業の拡大に不可欠な業界ではそういった技術者・有資格者を獲得することも目的の1つです。

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